DAIDO NOTE 耐震について考える②地震、災害時に備えて-1

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◆第2回 地震、災害時に備えて-1

~家庭で準備しておきたいもの~

電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、普段から飲料水や保存の効く食料などを備蓄しておいたほうが良いです。防災のために特別なものを用意するのではなく、できるだけ、普段の生活の中で利用されている食品等を備えましょう。

①電気・・・ライフラインの中で一番早く復旧します。ガスコンロの代わりとなるIHクッキングヒーターやIH対応調理器具、電気ポットがあると便利です◎

②水道・・・水に関しては一日一人3㍑が目安。×家族の人数分を準備
水道が復旧しない間は給水車から水をもらえる場合があるので水筒や家庭用水タンクを用意しておくこともポイント

③ガス・・・復旧には時間がかかります。そのためカセットコンロ、多くのガスボンベ(15~20本)を備蓄しておくと便利です。 ※ガスボンベ使用目安:1本約60分

④食料品・・・1食分の食材×3回×4日×家族の人数分が目安とされています。
米、麺類(カップラーメン)、レトルト食品(おかゆ、カレー)、缶詰(フルーツ、魚)、汁物(インスタント味噌汁)、お菓子類 etc・・・

非常食を準備するうえで大切なことは、いつも食べ慣れた味を準備しておくことです。備蓄食材として、食べなれていない食材を保存しておくと、非常時に我慢して食べることになると、ストレスになりかねます。災害時ではいつもと同じ状況を作れるかが本当に大切です。
また非常食としての収納場所はキッチン引き出し一つを「食材保管庫」と決め、専用にすることで在庫管理が楽になります。

掲載中のキッチンリフォーム編『第7回:パントリースペースと収納』より、食材保管庫(パントリー)を置くためのポイントについて紹介しています。こちらも参考になると思いますので、是非目を通してみてください◎
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