健康

「木の家」の魅力

人にやすらぎと心地よさを感じさせてくれるのは、自然素材を使った木の家ならでは。木は、室内の湿度変化に応じて湿気を吸収したり、水分を放出したりと、いわば自然のエアコン機能をもっています。しかも、鉄などと比べると、耐震性や断熱性、防火性、通気性にも優れています。木の強さややさしさを知り尽くす、わたしたちだからできること。木の良さを生かすとともに、天然素材を取り入れた健康的なリフォームをカタチにします。

木は健康の決め手

天然素材の床材

無垢材フローリング

天然木の自然な風合いを生かした、ツヤのない仕上げで味わい深くしています。また、アール溝加工を施し、肌触りもやわらか。たとえば、スギやヒノキなどの板材を併せて用いることで、植物から発生する「フィトンチッド」によって心身ともにやすらげるリラクゼーション効果を高められます。

コルク床

滑りにくく、転んでもケガをしにくいクッション性のある床材。保温性に優れ、やわらかな足触りと歩き心地が快適です。また、遮音性も高く、階下に伝わる音を抑えます。

フィトンチッド

多種類の植物から大気中にごくわずかながら放出されているフィトンチッド。植物性殺菌薬とも言われていて、その効用は、大脳中枢を刺激し、神経を安定させ、精神集中を容易に促す作用があるなど、人に適合するように複合的な働きをしています。また、森林浴のようなリラックス効果に加え、消臭・殺菌力を発揮します。

「木の家」の魅力について詳しくはこちらをご覧ください。

健康に暮らすためのリフォーム

室内を快適な空間にするためには、どのようなものを選ぶかも重要。たとえば、壁材選びひとつで部屋の印象が変わったり、素材がもつ特性で過ごしやすさも左右します。自然素材を使った内装材をはじめ、身体にやさしい室内環境リフォームを実現しましょう。

天然素材の壁材

天然素材の壁材

漆喰壁

伝統的な技と、土壁ならではの風合いが魅力の漆喰壁。湿気を放出してくれる特性があり、内装材としてもおすすめです。

ケナフ壁紙

ケナフという植物を原料にして作られている、環境にやさしい壁紙。繊維の隙間が大きいため調湿効果が得られるとともに、不規則な繊維の並びが光を乱反射させ、見た目にも表情豊かです。

土壁

粘土と骨材に、わらや麻、紙などのすさを混ぜ合わせてできる土壁を用いた家は、昔から夏は涼しく、冬は暖かいと言われています。それは、梅雨時に湿気を吸収し、乾燥時に湿気を放出する特性があるから。冬になると、室内に適度な潤いをもたらします。また、ホルムアルデヒドなどの化学物質を吸着し、室内空気の洗浄効果があります。さらに、カビの原因となる室内の結露を防ぐほか、不燃性・遮音性にも優れています。

無垢材の壁

木材を壁材として用いることもできます。木材は、天然のエアコンと言われるほどの調湿作用があるとともに、断熱性にも優れ、寒い冬の朝でもあまり冷たさを感じません。また、吸音作業によって、室内を落ち着いた空間に保ちます。やわらかな手触りや心地よいやさしさは、天然素材ならではです。

エコカラット

土を焼いて作ったセラミック内装仕上げ材のエコカラットは、室内の湿気を吸放湿するだけでなく、化学物質や臭いの素を吸着する性質をもっています。デザインも豊富で、施工の自由度も高いため、リビングはもちろんのこと、洗面所やトイレなど幅広く用いられています。

室内換気

室内換気

健康と快適な空気環境をつくる24時間換気システム。

一年間をとおして適切な温度を維持し、室内の温度差をなるべくなくす配慮もまた、健康的な空間づくりには欠かせません。そのために、まず外気温の影響を受けにくくし、快適な室温を保てるように工夫します。そして、強い日射しが入る窓にはのきやスクリーンを設け、冷たい風が当る窓は小さくするといった配慮を施します。さらに、換気を考えて風の通り道をつくり、新鮮な空気を取り入れることで、室内環境を整えていきます。

その他、エコな設備など詳しくはこちらをご覧ください。

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