DAIDO NOTE 住まいのセキュリティ編④防犯カメラ

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◇第4回 防犯カメラ

侵入窃盗は一戸建て住宅が狙われやすい傾向にあります。侵入窃盗の手口を見ると、約3分の1が空き巣によるものです。被害を回避するために家庭でできる対策として、戸締りに加えて「防犯カメラ」の設置が有効です。

■防犯カメラの種類

①パレット型(ビューレット型)

現在最も普及しているカメラ。ハウジング一体型で、同じく存在感のある外見が特徴。ハウジングとは、水滴や直射日光、埃などから本体を保護するために取り付けるカメラカバーのことです。

 

②ドーム型

丸みを帯びた形状で周囲に溶け込みやすいカメラ。天井に設置し、広範囲を撮影する目的で設置します。ドーム型の派生形と言える「PTZカメラ」は、遠隔操作でレンズを上下左右に動かしたり、拡大・縮小したりすることができます。屋外用だけでなく、屋内にいる子どもやペットなどの見守り用として、小型のPTZカメラを利用する方が増えています。

また、侵入窃盗の手口として就寝中に侵入する忍び込みがあります。夜間の犯行を防止するためには、夜間も監視できる防犯カメラを選ぶことが大切です。赤外線を照射することで暗くても撮影ができる赤外線LEDを搭載したカメラを選択することをおすすめします。

防犯カメラの画像が不鮮明な場合、犯人の顔や服装、車のナンバーといった情報を確認できない可能性があります。犯罪の証拠をしっかりと残す必要性があります。

屋外に設置する防犯カメラは豪雨や強風であっても壊れにくい耐久性も重要です。

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