DAIDO NOTE 家事動線と間取り編①家事動線

新築からリフォームに役立つワンポイントアドバイスをお届けするDAIDO NOTE

◇第1回 家事動線

以前、DAIDONOTE間取り編では、ライフスタイルに合わせた間取りや間取りを考える際のポイントを紹介していきました。
ですが、毎日家事をしていると家事のやりにくさにふと気づくことがあります。

・家族の靴が玄関にずらりと並んでいて、来客時に毎回片づけている
・玄関からキッチンまで重たい荷物を運ぶのが大変
・キッチンとダイニングの間が行き来しづらい
・洗濯機からベランダが遠い
・洋服やタオル類の収納場所がバラバラで、しまうのに時間がかかる

家事を完了するまでに動く道筋のことを家事動線と言います。
家事のやりにくさを減らすため、家事動線を考えて間取りを作ることが大切です。

例えば、玄関の動線を分けるというアイデア。
お客様は玄関で靴を脱いで室内に、家族は家族用シューズインクローゼット(SIC)や土間を通ります。
SICにコートを掛ければ外部から汚れを持ち込むのを防ぐことができ、ベビーカーや傘などを隠しておけるので玄関がすっきりした印象に。
土間の近くにキッチンを配置し、間にパントリーコーナーを作れば、水やお米などのストックを外から直接置くこともできます。

部屋の広さや設備ももちろん重要ですが、家事動線が短くなれば家事の効率アップ・時間短縮に繋がり、自由な時間を増やすことができます。

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