DAIDO NOTE カーテン編④加工の種類

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◇ 第4回 加工の種類

カーテンには様々な加工が施されており、デザイン性を高めるものから生地の性能を上げてカーテンを長持ちさせるものまで多種多様。
カーテンの主な加工の例を見てみましょう。

デザインに関する加工
モアレ加工 :生地表面にローラーで圧力をかけ、波型や木目の模様を施す
オパール加工:薬剤で生地を部分的に溶かして透かし模様をつける
エンボス加工:ローラーで加熱・加圧して凹凸模様を施す

品質・性能に関する加工
防炎加工:燃えにくくするため、防炎剤を糸に練りこんだりカーテン生地に塗布する
防汚加工:汚れの付着を防止するため、生地に撥水性を持たせる
消臭加工:生地に付着したたばこのにおいなどを分解し取り除く
樹脂加工:シワや縮みを生まないよう、合成樹脂を染み込ませる
コーティング加工:遮光性や防水性を高めるため、合成樹脂をコーティングする

また、建物の中には消防法によって防炎加工のされているカーテンやブラインドを選ぶ必要のある施設があります。
高層建築物と呼ばれる高さ約31メートル以上のマンション・ビル・病院等や地下街などが該当します。
高層建築物等は施設内にいる人々が避難するのに時間がかかるため、防炎物品の働きによって火が燃え広げる時間を遅らせること、ほかの部屋に炎が燃え広がるのを防ぐことなどが目的です。

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