DAIDO NOTE カーテン編③遮光性と等級

新築からリフォームに役立つワンポイントアドバイスをお届けするDAIDO NOTE

◇ 第3回 遮光性と等級

遮光性と遮熱性
カーテンの機能の中でも、日々の生活と深く関わりがあるのが遮光性と遮熱性。
以前にDAIDONOTE COOLBIZ編でもクールビズの視点から見たカーテンについて紹介しました。
遮光性と遮熱性は、どちらも日本インテリア協会が既定の性能を定めており、基準をクリアした製品には機能性表示マークが付いています。

・遮光性
光を遮る機能のことで、遮光カーテンは主に寝室に使われることが多いです。
たて糸に黒糸を織り込んだものや裏面に特殊な樹脂をコーティングしたもの、光を通しにくい裏地を縫い付けたものなどがあります。
では、光をどの程度遮るのか、その判断基準はなんでしょうか。
遮光性は遮光等級判断基準という基準によって1~3級までに分類されており、数字が小さくなるほど遮光性能が高くなります。

1級:遮光率99.99%以上
人の顔の表情が識別できない状態
2級:遮光率99.80%以上/99.99%未満
人の顔あるいは表情がわかる状態
3級:遮光率99.40%以上/99.80%未満
人の表情はわかるが事務作業には暗い状態

・遮熱性
窓から射す太陽光を反射させて、室内に入る熱を軽減する機能です。
レースカーテンなどシアーカーテンであれば光沢糸を使ったミラーレース、ドレープカーテンでは裏面に特殊コーティングを施した生地を蒸着したものが一般的です。
シアーカーテンとスクリーン類においては、遮熱率25%以上、遮光率:99.40%未満の製品に遮熱マークが付けられ、遮熱レースと呼ばれます。

メニュー