DAIDO NOTE カーテン編②カーテンの機能性

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◇ 第2回 カーテンの機能性

今回から3回にわけて、カーテンの種類と機能についてお話します。
ひとくちにカーテンと言っても、用途や設置場所・開き方などによってそれぞれ向いている種類は異なります。
必要な場所に適したカーテンを置けるよう、そのコツをご紹介します。

・カーテンの機能と装飾性
窓にカーテンをかけるとき、ついデザイン性やお部屋の家具等との調和が気になりがち。
しかし、カーテンの役割を考えたときに、重視するべきは機能性です。
カーテンに備え付けられている主な機能はこちらです。

遮光:部屋に入る光を遮断すること
遮蔽:外から部屋の中が見えないようにすること
吸音:音を吸収し外部に漏れないようにすること
採光・調光:部屋に入る光の量を調節すること
遮熱・断熱・防寒:部屋の熱を逃げないよう保温すること

西日が差すお部屋には遮光性の高いカーテン、北向きのお部屋には暖かさが逃げないよう断熱性の高いカーテンと言ったように、お部屋の特徴に合わせた機能を選びましょう。

また、カーテンやシェードの開閉方法にも二種類あり、左右に開くものと上下に開くものとに分かれています。
基本的には、窓の開閉方向と同じものを選ぶと動作しやすいです。
結露しやすい小窓には断熱性・防寒性の高いものを、採光窓には採光性・調光性の機能が高いものがおすすめです。
では、遮光性はどうやって判断すればいいのでしょうか?
次回は遮光性や遮熱性について、もう少し詳しくお話します。

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