DAIDO NOTE 窓のお仕事 ③ 採光と窓の位置

新築からリフォームに役立つワンポイントアドバイスをお届けするDAIDO NOTE

◇ 第3回 採光と窓の位置

どの位置に窓を設置するかでお部屋のイメージが変わります。

■ 掃出し窓
人の出入りが可能な床まで開けられた窓です。
ベランダや庭に続く部屋に取り付けられ、テラス窓とも呼ばれます。

■ 腰窓
床から90cm程度の高さに設置された窓です。

■ ハイサイドライト(高窓)
壁面の高い位置に取り付けた窓です。
部屋の表情が明るくなり、プライバシーを守りつつ採光が取れます。
閉塞感がある場所に取り付けると空間に開放感が生まれます。
高い位置のため、上部の掃除には踏み台が必要になる場合があります。

■ ローサイドライト(地窓)
床に近い位置に取り付けた窓です。
低い位置に明かりがあるとくつろぎ感が増し、部屋が落ち着いた雰囲気になります。
和室と相性抜群のローサイドライトですが、最近は洋室や廊下などにも設けられています。
冬場は足元が寒くなってしまう可能性もありますが、室内から見える景色が上品に感じられるというメリットもあります。

■ トップライト(天窓)
建物の屋根部分に取り付けた窓です。
スカイライト、ルーフ窓とも呼ばれます。
住宅地ではプライバシーや防犯面が気になって開けられない窓ができてしまうこともありますが、トップライトは空に隔てるものがなければ十分に採光できます。
ハイサイドライトと同じく高い位置のため、掃除がしづらく、雨音が気になる可能性もありますが、トップライトは壁面の窓に比べて3倍の採光効果があるとされています。

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