DAIDO NOTE WARMBIZ⑤床暖房の活用1

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◆第5回 床暖房の活用1

暖房器具というと、室内の空気を暖めるエアコンやヒーター、ストーブなどが一般的ですが、熱は天井に上昇する傾向があるため、室温が上がっても足元は冷えがちということはよくあります。その点、床暖房は、室内温度をそれほど高くしなくても体感温度を暖かく保つのに適した暖房法と言えます。
床暖房は基本的に木造戸建て、鉄筋コンクリートマンションでも増設可能です。1階、2階問わず、住宅の種類を問わず、床暖房リフォームは可能です◎

床暖房には大きく分けて電気式と温水式の2種類があります。

●電気式床暖房

従来から使われている信頼性が高い床暖房で、電気をエネルギーとして稼働しています。床下に電気を発熱するヒーターを仕込むことで床を通じて部屋全体を暖かくする方法です。
→さらに詳しく

①蓄熱式・・・深夜に蓄えた電気を使って暖めます

②ヒーター式・・・面状もしくはチップ状の熱源が自動で温度調整しながら暖めます
→部屋の床面温度を一定に保つことができます

③電熱線ヒーター式・・・電熱線が張られたパネル状のヒーターを敷き暖めます
→他に比べて施工が楽、初期費用が安い

リフォームする場合、温水式に比べて設置費用は安く済みます。
しかし、ランニングコストは高くなるため電気料金の見直し、電気容量の増設が必要な場合があります。
気を付けておきたいこととして、電気線の結合部分にあたる床面が暖まらないため、部分的に冷たい箇所が発生します。低温やけどに注意。

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