新築からリフォームに役立つワンポイントアドバイスをお届けするDAIDO NOTE
壁紙特集です◎
第8回 色がもたらすお部屋への効果
◆白色
白色は色がないのではなく、全ての色が均等に混ざった状態の光を象徴しています。マイナスなエネルギーを強く素直な光で跳ね返し、照らすことで浄化させるパワーを持っています。全ての色を含んだ光で、無限の可能性がある色です。
・人が抱く印象
清潔 純粋 純白 無限 強さ 透明感
膨張色であるため、実際よりも広い空間に感じます。
・相性が良いカラー
日本人に最も好まれ、使い勝手の良いカラー。
どの色でも組み合わせることができます。
・おすすめの空間、場所
リビング トイレ 玄関→光を拡散、明るい空間をつくる効果
物事の始まりを示唆する白色の壁紙は、新生活や新しいものを取り入れた時に使うことにより、気分がすっきりとし、気持ちが健やかになります。どの色にも染まり、受け入れることの出来るカラーなので、組み合わせる色によって雰囲気を変えます。清潔感を感じたいトイレや寝室などの壁紙を白色にすることをおすすめします。
◆ベージュ色
ベージュ色は、主張のない柔らかい温もりを感じさせてくれます。毎日の生活を穏やかなりズムにしてくれる効果があります。
・人が抱く印象
リラックス 穏やか ナチュラル 安心 控えめ 落ち着き 寛容
・相性が良いカラー
柔らかい温もりを感じる色なので、どんなカラーでも合わせやすいので組み合わせ多様です。
・おすすめの空間、場所
フラットな印象を受ける玄関に使用することがおすすめ
※他、場所を選ばずに使えるカラー
日本の家の壁紙クロスは、真っ白なのが一般的でした。しかし、今は数えきれないほどの色があり、どの色を壁に張るかでずいぶん印象や効果が変わります。色を選択する際は、心理効果や色の特性を知っておいたほうが、長年生活をしていく住まいには大切ではないかと思います。今回で色の特性については最後になりますが、少しでもお役に立てていると嬉しいです。