新築からリフォームに役立つワンポイントアドバイスをお届けするDAIDO NOTE
壁紙特集です◎
暖色、寒色（中間色）とお部屋のクロスの関係を今までご紹介してきました。
今回からは高機能なクロスがテーマとなります。
壁紙は主に、壁の保護やお部屋の装飾を目的としています。
しかし、最近はそれだけではなく、高機能なクロスが販売されており、デザインもとても豊富に揃っています。
クロスを変えるだけで部屋の雰囲気が一新され、さらにプラスアルファの効果をもたらすことができます。
第９回 ◆ 不燃クロス
火が燃え広がりにくい防炎機能が認定された壁紙「不燃クロス」です。
各性能は、加熱開始後の時間によって定められています。
通常の火炎による加熱の場合、以下の要点を満たしていることが必要です。
不燃性能 加熱開始後２０分
準不燃性能 加熱開始後１０分
難燃性能 加熱開始後５分
① 燃焼しないものであること
② 防火上有害な変型、溶融、き裂その他の損傷を生じないものであること
③ 避難上有害な煙またはガスを発生しないものであること
大事なポイントは、燃えない壁紙ではなく「燃えにくい壁紙」ということ。
クロスの性能で燃焼を少しでも遅らせ、燃焼が拡大するのを防止すると共に、煙や有害ガスなどの発生を抑制することが目的です。
この機能から、キッチンにおススメのクロスとなっています。
もちろん、ほかのお部屋に使用していただくことも可能です。
施工場所や、気になることをご相談の上選んでくださいね。
Lipton Plant Architects - キッチンの写真はこちら - Houzz