DAIDO NOTE 住まいのセキュリティ編⑥窓・面格子

新築からリフォームに役立つワンポイントアドバイスをお届けするDAIDO NOTE

◇第6回 窓・面格子

■窓の防犯性を高める

戸建住宅では約6割が窓からの侵入で泥棒の被害に遭っています。特に、直接庭に出入りできる1階居室の窓からの侵入が狙われます。対策としては、「泥棒に嫌われる窓」にすることです。

二十窓にする、ガラス破りに強いガラスを選び、侵入を防ぐこと。また、侵入しようとしても破壊に手間を取るため、途中で侵入を諦めさせる効果につながります。

また、シャッターや雨戸の取付も効果的です。ガラス破り対策として「安全合わせ複層ガラス・防災安全合わせ複層ガラス」が有効です。2枚のガラスの間に中間膜をはさんであるのでガラスを破壊しようとしても、ヒビが入るだけで割れにくいという効果があります。

■面格子を取り付けて防犯強化

面格子とは窓の外側に取り付ける格子のことです。室内の目隠しの要素もありますが、主に窓の防犯対策として使われています。戸建であれば、死角になりやすい窓に取り付けることが多いです。

また、閉め忘れが多い小窓の防犯に効果的です。浴室、トイレ、洗面所、台所の小窓は換気のためについ開けっ放しになっていることが多く、侵入窃盗犯の標的です。小窓の防犯対策には室内格子がおすすめ。窓が開きっぱなしでも一定の防犯対策になります。

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