DAIDO NOTE バリアフリー編④ドアとバリアフリー

新築からリフォームに役立つワンポイントアドバイスをお届けするDAIDO NOTE

◇第4回 階段

今回はバリアフリーとドアについてのお話です。
ドアは大きく分けて3種類のタイプがあります。
種類別に特徴やバリアフリーに適したポイントなどをご紹介します。

◇開き戸
ドアノブやレバーハンドルを回して前後に開くタイプのドアです。
開き戸の場合、扉にはレバーハンドルなど握りやすいハンドルを採用することで、大きな力を入れなくても開けやすくなります。

◇引き戸
扉を左右にスライドさせて開くタイプのドアです。
一般的な引き戸は歩いて通ることを前提としているので、扉を開けた際に人が通るスペース(有効開口幅)は70cm程度に設定されています。
しかし、車いすが通る際に必要な有効開口幅は90cm以上なので、その場合は幅が足りません。
引き戸を設置する際は幅の広いタイプの引き戸を採用し、有効開口幅を広めにとりましょう。
加えて、上吊り引き戸はレールが上についているので段差がなく、掃除も楽に行えます。

◇折れ戸
扉が二枚に折れて開くタイプのドアで、省スペースで設置できます。
折れ戸は開閉時に指を挟んで怪我をする恐れがありますが、ドアとドアのすき間が斜めにカットされていて指を挟みにくい加工がしてあるものもあります。

ドアを変えるだけでもバリアフリーな住まいを実現できます。是非ご参考下さい。

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