新築からリフォームに役立つワンポイントアドバイスをお届けするDAIDO NOTE
◆第3回 カーテン・ハニカムスクリーンの効果
窓はガラス一枚で外と接しているため冷たい外気がお部屋に伝わりやすく、カーテンがないと室内の温度が下がってしまいます。
カーテンには断熱効果があり、お部屋の暖房効率を高める働きがあります。
今回は、カーテンの種類、効果について紹介していきます。
●ドレープ(厚地)とレース(薄地)の2枚使いで省エネ効果アップ
→ドレープ(厚地)とは
窓との間に空気層を作り、外気温の影響を受けにくくする遮熱や断熱の効果があります。
二重にカーテンをつけることにより、空気の層ができ暖かくなります。
空気の振動を遮断する効果を持つため、一定の防音効果も期待できます。
また、カーテンは窓の部分だけでなく、できるだけ広い範囲で覆ったほうが暖房効果は高まります。
例えば、カーテンのヒダを多くとることで、空気の層に厚みができ暖める効果につながります。
●ハニカムスクリーンの活用
生地を上下に折りたたんで開閉する、新感覚の窓インテリアです。
一番の特徴は断熱性。空気を利用して室内を保温する画期的なスクリーンで、夏、冬ともに1年を通して快適な暮らしが実現します。六角形でハチの巣のような形のスクリーンにできる空気層が室内の快適な温度を外に逃さず、外気の侵入を防いでくれます。
ハニカムスクリーンはお部屋の温度を外に逃さないことから、エアコンやヒーターなどの効きが早く、また消した後も室内の快適な温度を長持ちさせてくれます。
結果として、設定温度の変更や使用時間減少につながり、無理せず電気代を節約できます。
賃貸住宅で窓の断熱リフォームはできない、持ち家だけど予算の都合で難しいといった方もいると思います。
ハニカムスクリーンは手軽に取り入れられる断熱アイテムになりますので、是非ご検討してみてはいかがでしょうか。