
新築からリフォームに役立つワンポイントアドバイスをお届けするDAIDO NOTE
◇第2回 ねこに優しい家のポイント
■ キャットウォークやキャットタワー
外敵に襲われる心配がなく、見渡しの良い高いところ。
戸建だからこそ作れるキャットウォーク・キャットタワーがあります。
ねこ専用の通り道があれば、家の中を3次元で自由に動き回ることができます。
新築時から設計すると家のデザインと溶け込み、インテリアとしても魅力的なものになりますね。
多頭飼いの場合は複数の経路を用意したり、子どもがのぼってしまわないようなレイアウトにすると安心です。
■ 狭いスペース
ねこは狭い隙間やダンボールの中に入るのが好きです。
そこが室内であっても、外敵を避け、後ろから攻撃される心配がない場所が落ち着くようです。
ねこが快適に過ごせるよう、いつでも隠れられる場所を作りましょう。
新築時から設計すると、トンネルのようなものを作ったり、扉がしまっていても自由に部屋間を行き来できるようにすることが可能です。
■ ねこの爪とぎを防止する腰壁
床から腰の高さまでの間に、手やカバンがあたったりして汚れや傷がつきやすくなっています。
腰壁は人間の腰くらいの高さを目安に板材を貼り付けて仕上げた壁のことです。
ねこが万が一ボロボロにしてしまっても全面を貼り変える必要がありません。
また、腰壁部分が特殊強化されたものや、抗菌・防カビ、消臭効果があるものもあります。
飼いねこに合った方法を選び、ストレスフリーなお部屋にしましょう。
■ 日向ぼっこスペース
ねこにとって日光浴は運動をしなくても体温がキープできて、ダニ駆除や殺菌もできる心地よい時間です。
出窓の台座の幅を広めにとったり、庭やベランダに脱走防止の工夫をしたねこのスペースを作り、クッションなどをおいてのんびりくつろげるスペースにするのもおススメです。