新築からリフォームに役立つワンポイントアドバイスをお届けするDAIDO NOTE
コラム初回は、お部屋のクロス(壁紙)特集として、クロスの機能性やクロスの色がお部屋にどういった効果・印象をもたらすのかをお届けします。
その前にまずは「色」について、少しお話したいと思います。
◆第1回 Introduction
色には、濃淡や明るさの違いで、様々なグループがあります。
例えば、赤色は青色が多く混ざれば混ざるほど紫がかった色になり、赤色に黄色が混じるとオレンジ色に近づいていきます。
色が混ざり合う中で、色そのものに暖かさを感じるものと冷たさを感じるものとに分かれ、こうした色のグループを「暖色」と「寒色」といいます。
中には、黄色や紫色などどちらにも取れる色がありますが、そういった色は「中間色」と呼ばれています。
こうした色の特性を生かし、インテリアや床材などとクロスの色味やトーンを合わせることでお部屋をより印象的にコーディネートできます。
皆様が暮らしたいお部屋は、どのようなイメージですか?
今回以降、お部屋のクロスの例を暖色・寒色に分けて紹介し、お部屋の印象にどう影響を与えるのかを掘り下げていきたいと思います。
次回は、暖色の色がもたらす印象や効果を取り上げます。