DAIDO NOTE 床材 ⑤タイル

新築からリフォームに役立つワンポイントアドバイスをお届けするDAIDO NOTE

◆第5回 タイル

〇 特徴

タイル材は、掃除のしやすさ、意匠性の高さなどの利点を持つ床材です。フローリングなどの木材やカーペットなどの布とは違い、石で作られるタイル材は、丈夫で汚れを寄せ付けにくい性質をもっています。

◇良い点

・燃えにくい
・水まわりに強い→カビの発生が抑えられ清潔で健康な空間が作れます
・汚れがつきにくい→掃除・お手入れが楽、メンテナンス費用を抑えることが出来ます
・デザイン、カラーの種類が豊富→場所ごとに使い分けできる
例)トイレ、洗面台には濡れやすいため滑りにくい素材を選ぶ
リビング、キッチンには冷たさを感じにくい素材を選ぶ

・色あせしにくい→紫外線による劣化を防ぐ効果あり
例)日当たりやすい窓際に選ぶと、観葉植物を置いて水やりできます
湿気による床の腐食はありません

◆気を付けたい点

・冬は足元の寒さ対策が必要→夏は快適◎秋冬は、スリッパやカーペットを活用
・硬い→足腰に負担がかかることも
・他の素材と比べて割高

タイルは耐水、耐火、耐候、耐久性の機能をもつ建材です。他の建材と比べるとメンテナンスの点で非常に有利です。劣化や退色、破損などによる補修や貼替または再塗装などのメンテナンスが長時間にわたり必要がないからです。
そのため、日常のお手入れ次第で、メンテナンスフリーの建材となります。タイルの工事には様々な工程があるため、その分費用もかかります。

高いと感じられるかもしれませんが、10年後、20年後と長い目で見た時に、決して高価な建材ではないといえるのではないでしょうか。

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