DAIDO NOTE バリアフリー編⑦浴室のバリアフリー

新築からリフォームに役立つワンポイントアドバイスをお届けするDAIDO NOTE

◇第7回 浴室

今回は浴室のバリアフリーについてです。
浴室で最も気を付けなければならないことは、転倒することです。水にぬれているので、滑ると大きなけがにつながります。
そのため、床材は転倒防止用に、水はけがよく滑りにくい加工のされている床材を選びましょう。
また、出入り口に段差があるとつまづきやすくなるので、脱衣所とフラットな状態か2cm以下の段差が望ましいです。
手すりを設置すると、より転倒防止対策になります。
浴槽をまたいで入浴する際につかまることができるので、入浴がスムーズになります。
出入り口、洗い場周辺や浴槽横などに設置がおすすめです。

皆様は「ヒートショック現象」をご存じでしょうか?
気温の変化によって血圧が急激に上下し、血管や心臓などの疾患を起こすことです。
例えば、冬場に暖かいリビングから暖房設備のない脱衣所・浴室を経て、温度の高い浴槽に入浴した場合、そういった現象が起こる危険性が高くなります。
ヒートショック現象は誰にでも起こりうるものですが、特に高齢者にとって危険な現象と言えます。
そこで、浴室暖房乾燥機があると便利です。
浴室暖房乾燥機を入浴前からオンにして、浴室内の温度を上げておくことで、温度差を減らしヒートショック現象を防ぎましょう。

寒暖の温度差を無くし、部屋間の温度を一定に保つのに役立つのがおうちのCOOLBIZ・WARMBIZです。
DAIDONOTEでも詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

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