
キッチン、洗面室、洗濯脱衣室、浴室が近くにつながった水回り動線は、実際に暮らし始めてから「これ、かなり助かってます」と言われることが多いポイントです。
①キッチンで使ったタオルやエプロンをすぐ洗濯機に入れられること。
料理中に汚れたものをその場で洗濯カゴへ。
「あとで持っていこう」がなくなるだけで、キッチン周りがすっきり保てます。
②食べこぼした服を洗面ですぐプレ洗いできること。
汚れたまま放置せず、その場でさっと洗えるので、シミ残りの心配も減ります。
特に小さなお子さまがいるご家庭では、重宝される動線です。
③朝食準備と身支度を同時進行できること。
キッチンで朝ごはんを用意しながら、洗面で身支度をする家族の様子にも目が届く。
朝の限られた時間を、効率よく使えます。
④子どもの手洗い・歯磨きの声掛けがしやすい距離感。
「ちゃんと洗った?」がすぐ届く距離だから、自然と習慣づけもしやすくなります。
⑤洗濯機の終了音を聞き逃さないこと。
家事をしながらでも音に気づきやすく、乾燥機入れ忘れや干し忘れなく、次の動作へスムーズにつながります。
⑥浴室暖房の付け忘れを防げること。
「もうすぐ帰ってくるな」「○時頃にお風呂に入ろうかな」そんなふうに思い立ったタイミングですぐに浴室暖房のスイッチをオン。
急な温度差を防ぎ、ヒートショック予防にもつながる大切なポイントです。
水回りは毎日必ず使う場所だからこそ、
「近い」「つながっている」だけで、暮らしのラクさは大きく変わります。
間取りを考える際には、ぜひ“かなり助かる水回り動線”も意識してみてくださいね。
