新築からリフォームに役立つワンポイントアドバイスをお届けするDAIDO NOTE
◇第1回 玄関扉の鍵シリンダーキー
セキュリティとは安全を確保するための手段。例えば、建物の防犯、防火装置など。住宅の防犯のためのセキュリティとして、強固な鍵、防犯サッシ、面格子、防犯カメラ、侵入監視システム等があります。
また、最近の玄関ドアは防犯性が高く、玄関ドアのリフォームをすることで家全体のセキュリティを向上させることができます。
■玄関扉の鍵の種類と特徴
毎日、家族が使用し、お客様も迎える玄関扉(ドア・引き戸)は住まいのイメージを左右する建材のひとつです。新築やリフォームの際には、デザイン性や断熱性などはもちろん、操作性や防犯性にも配慮して選ぶことが大切です。玄関扉の防犯面で十分に考慮したいのが鍵です。
一般的な住宅の玄関扉で用いられる鍵は、シリンダーキーです。他には、リモコンやカードでも施錠、解錠できる電池錠や電気錠もあります。
■シリンダーキー
シリンダーとは、鍵の入る部分の円筒を指し、このシリンダーを用いる鍵のことです。
・シリンダーキーの種類
①ピンキー 多く用いられているのは障害片がピン状のピンシリンダー。ギザギザの鍵でピンの数が多いほど防犯性に優れていると言われています。
②ディンプルキー 表面に多数の小さなくぼみがついているもので無数のパターンを作成することができ、複製が困難という特徴があります。
③ウェーブキー 表面、裏面にへこみを設けたもので、耐ピッキング性能が高く、砂や埃が入りにくいという特徴があります。
④電池錠 電池を使う鍵。電気の配線工事が必要なく設置できますので、値段も安価になり取り入れ しやすいです。
⑤電気錠 電気配線を通すシステムのことです。ドアホンと連携させれば、顔を確認して家の中に居ながら解錠することができます。子供に鍵を持たせるのは心配だけど、出入りのたび玄関まで行って解錠するのが大変といった子育て世代にもおすすめの鍵です。ピッキング被害に遭いにくい鍵の一つです。